《満33ヶ月後半》
 

 

 

<こんな出来事があったよ>

●(33ヶ月3週目) 


・最近のマイブーム「しゅんはもう、じーじになったからお野菜食べるの」と、小皿にてんこ盛りにした野菜サラダに
 ゴマドレッシングをかけてモリモリ食べること。
・最近は何でもをお箸で食べたがる。持ち方はグーで握るような感じで最悪だが、そのスタイルでも何とも上手に
  麺を持ち上げ、ドンブリを最後まで自力で食べ切る。

・ママのセーターの中に手を突っ込み、ママのオッパイを触りながら「ママ、しゅんはエッチなの〜!」か言う。
・保育園入園前に自分のフルネームを言える様特訓中。ママが「お名前は?」と聞くと「しゃーしゃ、ちゅんけ」
  「ママのお名前は?」と聞くと「しゃーしゃゆみこ」「ばーばのお名前は?」と聞くと「しゃーしゃちゅんけのばーばよっ!」

●(33ヶ月4週目) 

・ルンビニー園で最近大流行している「なんでだろ〜」という歌を覚えてきて、家で口ずさむ。
・久々にしゅんとふたりで外食。あまりの手のかからなさに、ママ昔の大変さを思い出して感激!
・ママが仕事で疲れて部屋で横になっている時、しゅんが寄ってきて「ママ〜疲れちゃったのね。しゅんがトントンして
 あげるね〜」と言いながら、横になっているママの肩口をトントン。しばらくして「あっ、そうだ〜」と言いながら
 自分の童謡のテープを聞くレコーダーを持って戻って来て、それをママの耳元に置いて「ママ、テープかけてあげるね〜」
  と言いながら、音楽に合わせてトントンしてくれた。
・ルンビニーで遊んだ「あぶくたった」が大のお気に入り。ウチでもひとりでやって遊ぶ。
・ 叔母さんのお家に遊びに行って以来、仏壇の鐘を鳴らして手を合わせて祈る動作がマイブーム。

 

(33ヶ月3週目)2/28

しゅん、今日は朝から上機嫌。
最近のマイブーム「しゅんはもう、じーじになったからお野菜食べるの」と、小皿にてんこ盛りにした野菜サラダに
ゴマドレッシングをかけてモリモリ食べること。
前は生のお野菜は好んで食べなかったのに、キュウリやブロッコリーなどの青い野菜もモリモリ。
どうもしゅんの中では、この「お野菜モリモリ」が「一人前の象徴」というか、とにかく何でも憧れのじーじのマネをするだけで
ご満悦らしい。
まー動機は何でもいいか。ママは嬉しいよ。(*^^*)

しゅん、最近ルンビニーから帰ってくると「りょうくん、りょうくん」と話してくれるが、名簿を見ても「りょうくん」というお友達の
名前は見当たらない。
公園には「りょうくん」という呼び名のお友達が2人いるので、「しゅん、公園のりょうくんと間違っちゃったの?ルンビニには
りょうくんいないでしょ? 」と言っていたが、今日の連絡帳を見てママの誤解が判明。
しゅんが話していたのは「りょうくん」ではなく、「レオンくん」の名前だった。
ヤンチャ坊主のレオンくんは、しゅんととても気が合うようで、今日もお散歩会で公園に行った時には、ずっとふたりで
シーソーやジャングルジムで遊んでいたとのこと。
先生曰く「ふたりは仲良しで手をつないで歩くのですが、しゅんくんは歩くのが早すぎて、レオンくんを 引きずって
歩いていました。」とのこと、ママ思わず大爆笑!!

3/1

今日は土曜日。でも、今月からママの勤務シフトが変わって土曜日はお休み。

せっかくのオフの日だというのに朝からすごい雨!ついてないなぁ、、、
でも、しゅん最近は雨でも「外に出る〜」とゴネる事もなく、納得してお部屋で遊んでくれるのでジツに助かる。
ちょうどじじばばが買い物に行く予定があったのでヒマなママとしゅんも便乗。
ママ、自分の洋服を見るつもりだったが、やっぱりしゅんのズボンに化けてしまった。
新しいジーンズに、しゅん「このズボンはじーじとおんなじね〜」と上機嫌。
・・・だって、じーじと違う色のヤツ買ったって、アンタ絶対に履かないでしょ?(^^;

昼食。今日のメニューは煮込みうどん。
しゅん、最近はフォークを嫌って、「じーじとママと一緒!」と言って、何でもをお箸で食べたがる。
でも、最初は使いものにならなかったお箸も、最近はずいぶん上手に食べられるようになってきた。
「上手に」というのは持ち方ではない。
持ち方はグーで握るような感じで最悪だが、そのスタイルでも何とも上手に麺を持ち上げ、結局ドンブリを最後まで
自力で食べ切るから見事なもの。
これでも一応「食器」として成立していると充分言える。
でも、ママ、このしゅんのお箸の持ち方はどうしても納得がいかない。
まだ2歳と言えども、最初に身についたものを直すのは大変な作業だから、やはり最初が肝心!
ママ、しゅんに徹底的に正しいお箸の持ち方を教えようとするが、ママの指示通り持とうとするとなかなかうまく掴めず

すぐにかんしゃく。
「もーしゅんは、こーでいいのっ!」とまたゲンコツに持ち替えてしまう。
は〜困ったもんだなぁ。。。

ママ、途中で発想を転換。
食事中に練習させようとするからイライラするのは当然。
次にママは遊び感覚で、割り箸と「殻つき落花生」をお盆に乗せて2階へ。
「しゅん、ピーナッツ運びゲームしょう!」と言うと、しゅん興味津々でノリノリ。
ゲームのルールはもちろん「お箸はグーで持っちゃダメ。正しい持ち方で落花生をお盆からお碗に移しましょう。」
この「ゲーム方式」は大成功。
しゅん、ママの指示したルールに忠実に、しばし真剣な表情でお箸を「Vの字」に握り締めて挑戦。
でもやはり2歳児、すぐにうまく出来ないのが分かると、「もう、このゲームはおしまいっ!」と5分と立たないうちに
放り出して別の遊びに熱中。
うーーむ。アイデアだけでなく、ママは根気も必要だなぁ。(^^;
落花生と割り箸、しばらく部屋に置いておこう。

夕方、市の福祉事務所からの郵便が届いた。
先日申し込んだ新しい保育園の内定の通知だった。
やったー!しゅんこれで4月から保育園だね。ママも一杯お仕事出来るし、帰りにお迎えにも行けるしよかった!
でも、ホッと安心した気持ちとは裏腹に、短い期間でもこんなに慣れ親しんでいる大好きなルンビニー園や
石川先生、お友達の顔が頭をよぎって、何とも切ない気持ち。
しゅん、またまた新しい試練だね。
でもママは、しゅんならきっと新しい保育園にも馴染んで楽しんでくれると信じて願っているよ。

「しゅん、もうすぐ保育園に行けるよ」と言うと、しゅん「ほんと?うれしいなぁー。保育園はまだトントンしてる
(建築中)んだよね。もう出来たか見に行こう!」
ぷぷぷっ、確かにあの建築のスピードでホントに4月の開園に間に合うのかビミョーなところだとママも思うよ。(笑)
今週の土曜日に早速説明会があるとのことでママ期待。

3/2

今日はいいお天気。でも特に予定のない一日。
ママ、新しいお仕事になって、服装も、オペレーター時代のカジュアルから、研修指導担当のビジネスタイプに
引き締めなくては!と、今日は洋服を見に駅前のショッピングセンターまで行った。

最初にいつもの専門店へ行ってみたが、どうも前月の残り物のような感じでパッとせず。
スーツは諦めてスカートだけ物色していると、しゅん、いきなりハンガーの方に駆け寄って行って「あーママッ!
このスカート、ママのとおんなじだよっ!」
ふと見ると、先々月ここのお店で買ったのと全く同じスカートをしゅんが引っ張り出して笑っていた。
他にも似たようなチェックのスカートは山ほどあるし、その上同じ柄のスカートで色違いも何着かあるにもかかわらず
しゅんは完全に正確に、ママが買ったものと全く同じ色形のスカートを手にしていた。
へぇ〜なかなかスルドイ観察力だなぁ〜ママビックリ。

次にビブレへ。
ママ、ちょっと気に入ったパンツがあったので、とりあえず試着。
しゅん、「しゅんもここに入っていいの?」と首を傾げて聞くので「うん、一緒に入ろう」と言うと、ニコニコしながら入ってきた。
ママ、カーテンを閉めてズボンを脱ぐと、しゅん、ビックリした顔で「ママッ!お外でズボン脱いじゃうのっ?」
ママ笑いながら「このカーテンの中はズボン脱いでいい所なんだよ〜」と答えると「あ、そう。脱いでもいいの〜」 と納得。
ママが試着して鏡でチェックしていると、しゅん、何やら足元でゴソゴソ。
ふと見ると、何と自分のズボンをいそいそと脱いでパンツ一丁になっていた。
ママ思わず目がテン! 「アンタ何やってるの?」と聞くと、 しゅん平然と「ここはしゅんもズボン脱ぐところね。」
ママ、腹筋震わせながら「買わない人は脱がなくてもいいのっ!」(^^;
でも、敵もさるもの「しゅんもズボン買うのよ〜、しゅんはこっちを履くからっ!」と言って、今ママが脱いだ自前のズボンを
せっせと履き始め、鏡の前で入念なチェック。
でもアンタさぁ「松の廊下」じゃないんだから、、、(^^;

ママ、次に別の専門店へ。
こっちは高そうなお店だったけど、置いてある服はセンス抜群。
ママが時々手を出して洋服の値札をチラリと見たりする様子を見て、しゅんもマネして、あちこちの洋服の裾を引っ張って歩く。
ママ「コラコラ〜!!お店の洋服にベタベタ触っちゃダメだよっ!お手手はしまって、お口で『ステキねぇ〜』って言えば
いいんだよ。」と言うと、しゅん、伸ばしていた手を引っ込め、顔の側に当て首をかしげながら「あら〜ステキねぇ、
こっちもステキねぇ。」
側にいた店員さん、思わず吹き出して大爆笑!!
店員さんに笑われたのに気付いて、しゅん、ハズカシそうに下を向きながらママの後ろに隠れてしまった。
ああーー限りなくかわいいヤツぅ〜〜 。(*^^*)

3/3

今日はママとしゅんの出勤日。

最近、しゅんは、ルンビニー園にはゴキゲンで通ってくれるものの、朝、洋服を着る時が一苦労。
ママが出したズボンは「しゅん、今日はこのおズボンやなの〜!」とことごとく却下。
「じゃあ自分で好きなの選んでいいよ」と言うと「いやーーっ!ママが選んでぇ!!」と絶叫。
「じゃあこれ!」と違うのを出すと、「これはいやなのっっ!」とポイ捨て。
「そんなことばっかり言うんなら、おズボンなんて履かないでルンビニに行きなさい!」と言ってタンスを閉めると
「いやぁーー!しゅんはおズボン履くのォーー!!」
ママ「どれを履きたいの?ちゃんとお口で言ったらママが出してあげるから。」と言うと、しゅん「あのねっ、キューピーちゃんの
おズボンがいいのっ!」
・・・そんなヘンなズボン、ママは買ってません。(^^;
ママがムッとしていると「じゃあ、キリンさんのおズボンッ!」・・・だからそんなものありませんって!
「ない洋服は出せませんー!ハイおしまいっ!」「いやぁーー!ママがえ・ら・ん・でぇーー!!」
そんなやり取りが出勤前に15分くらい。もうー親子で根比べ。
ようやくしぶしぶ洋服を着る頃には、もうしゅんの顔は涙と鼻水でドロドロ、ママの顔はクタクタ、、、
ああ、素直だったしゅんもだんだん3歳児の反抗期らしくなってきたなぁ。
でも彼の場合、ゴネゴネのパターンが限定されており、それ以外の時 はジツに従順なので、
トータルで見ればかなり扱いやすい部類に属するように思う。今のトコロは。。。

今日はひなまつり。
ルンビニー園から帰って来たしゅん、かわいらしい写真を見せてくれた。
色模造紙のお内裏様のコスチュームに身を包んだしゅんの隣には、クラスメイトのみなみちゃんのお雛様。
何とも可愛らしいツーショットにママ大感激!!!
楽しい企画と、かわいい記念写真をくれた先生に感謝!

今日の連絡帳によると、しゅん、みんなと合唱の時間に感極まって(?)雄叫びをしたそう。
先生に「しゅんくん、みんなでお歌を唄っている時にはやめてね〜」と言われたが、それが恥かしかったのか
引き下がれなくなってしまい、延々叫び続けてひんしゅくを買っていたよう。
・・・まったくアンタはもう〜(^^;ママ状況が手に取るように分かりすぎる。
「みんなにゴメンネしようね、って言っても上手にゴメンネが出来ませんでした。」と書いてあった。

そう、それが最近のママの悩みのタネ。
最近しゅんは「ゴメンナサイ」を絶対に言わなくなってしまった。
言葉の覚え始めの頃は、みんなが褒めてくれるのが嬉しくてペコペコ謝っていたしゅん。
2歳前後になって「ゴメンナサイ」の意味を分かり始めてから、強情を張って言わない時期もあった。
でも今はどうもそうではないらしい。
しゅんに「どうして言えないの?」と聞くとモジモジしながら「しゅんねぇ、ゴメンナサイ言うのはハズカシイのよ。」
羞恥心の芽生え、、、そうか、もうそんな時期なんだな。

ママ「あのねぇ。ゴメンナサイ言うのがハズカシイんじゃなくて、ゴメンナサイも言えないことは一番ハズカシイことなんだよ。
ルンビニーでも、キリン組のお兄ちゃん達は、ちゃんとゴメンナサイ出来るでしょ?
おうちだって、ママもじーじもばーばもゴメンナサイはちゃんと言うよ。しゅんより小さい子だってちゃんとできるかもしれない。
しゅんだって、もっと赤ちゃんの時 はちゃんと上手にゴメンナサイできたんだよ。」と言うと、
「しゅん、赤ちゃんの時 ゴメンナサイ出来たの?」と神妙な顔。
「そうだよ〜上手に出来たよ。だから、今、お兄ちゃんになったしゅが出来なくなっちゃったのは、ハズカシイよね〜」
と言うと、しゅん「うん、わかった。しゅんはお兄ちゃんだから、ちゃんとゴメンナサイするねっ。」
おおーっ、珍しく素直じゃん。(*^^*)
でも、その後しばし考えていたしゅん、「あのねー、しゅんはお兄ちゃんだから、ゴメンナサイするようなことはもうしないねっ」
おおお−っ!何と素晴らしすぎる発言!
「ゴメンナサイ」が言えることよりも、「ゴメンナサイ」を言わねばならぬ状況を作らないようにする、という提案は
さすがに論理的なしゅんらしい発想だ。
何だかママの方が勉強させられた気がしたよ。


ママ、しゅんが4月から行く新設の保育園に興味津々。
そこの保育園の母体となる既存の保育園のHPを探し当て事前チェックをしていたら、何ともショックな情報を発見。
何と、そこの保育園では、2歳児までは完全給食を行っているとの事。
今までしゅんはルンビニー園では完全お弁当。
確かにお弁当作りは手間がかかる部分もあるが、何よりいいことは、しゅんが何をどれだけ食べたかを
毎日確実に把握できること。
その上、「全部食べきること」を目標としているので、メニューもある程度しゅんの好みに合わせ、量も調節できる。
夕食で野菜が足りなければ、翌日のお弁当にやや多めに補充したりしてバランスを取ってあげることも出来る。
でも、完全給食になると、それらのメリットが全てなくなってしまう。
給食のメニュー表を見ると「さやえんどうのソテー」の文字、、、ダメだ、しゅん、こんなのゼッタイに食べない。
今まで残さず食べることで毎日褒められてきたしゅん、きっと大きな屈辱を受ける日もあるだろう。
まだ2歳児ということで、必要な量と栄養素が摂れていれば、多少の偏食は見逃してきたママには、
「完全給食」の文字は大きな衝撃だった。

ママ自身、幼少期保育園の給食の経験があるが、当時から好き嫌いはほとんどなかったので全く苦労した記憶はない。
でも、今でも鮮明に記憶に残っているのは、いつも後ろの席で食べられなくて先生に怒られて、泣きながら口に押し込んで
いた男の子のこと。
ただでさえ、普通より2年も早い通園という負担をさせてしまっている上に、一番の楽しみの食事の時間に
辛い思いをして欲しくない、と思うのは、過保護過ぎるのかもしれないけれど、親としては切実なところ。

でも、そんな悩みを打ち明けたママに、友達の心強い言葉。
「大丈夫。子供っていうのは親が思うより順応性があるものだよ。家でゼッタイに食べられないものでも、
給食に出てみんな同じものを食べると思うと自然に食べられちゃったりするものだし、そのうちに
残すとハズカシイという感覚を持つようになると、ニガテなものも自分で克服しようと頑張るようになる。
保育園の給食を食べるようになってから、自然と好き嫌いがなくなった、っていう子供は多いよ。
偏食のしつけを保育園にお任せするくらいの楽な気持ちでいいと思うよ〜」
・・・そうか、なるほどね。そういう考え方もあるのかもしれない。ママ思わず目からウロコ。
吉と出るか凶と出るか、まずはやってみなくては分からない。
でもしゅんは、最初集団生活を送る時にも、ママが想像していたよりも見事に順応して頑張ってくれたので、
新しい保育園のスタイルにも、きっとすぐに慣れて克服してくれるだろう。ママはそう願おう。

しゅん、また新しい試練だね。だけど、きっとこの先のキミに必要なことを、いっぱい学べるはずだね。

3/4

今日は久々にいつもの仲良しグループとの再会。
みんなとは、何とクリスマスパーティー以来なので2ヶ月以上ぶり?!
しゅんも朝からゴキゲン。「今日はなっちゃんちにいくの?そらくんも、リサちゃんも来るの?しゅん、そらくんと遊びたかった
から 嬉しいなー」
ママもやっとみんなと会うことが出来て嬉しいよ。(*^^*)

みんなは教会のイングリッシュに参加してから移動するので、集合は1時過ぎ。
ママ、早めにお昼を食べて、しゅんと一緒になっちゃんちのそばのスーパー三和に寄り道。
100円ショップで仕事用のファイルを買った後、みんなで食べるスナック菓子などを調達。
たった5分もかからない買い物にも関わらず、しゅん、「スーパーのブーブーに乗る〜!」と言って聞かない。
え〜い、しょーのないやつだなぁ!!ママ、しゅんをブーブーにぶちこんで、猛スピードで店内を一周。
「ハイッ、これでおしまいっ!」と言うと、しゅん「もうおしまいね〜」といともあっさり着いて来た。
言い出したら聞かないガンコ者の反面、この聞き分けのよさにはママは本当に頭が下がる。
しゅんの場合「ダメダメ!」と却下するよりも、ものの5分でもしゅんの意思を尊重さえしてあげれば
何事もスムースに運ぶ。まさに「急がば回れ」といった感じだ。

ママの車が到着した時には、みんなはもうすでにイングリッシュから戻っていて部屋に集まっていた。
「うわ〜しゅんくん、久しぶり〜すごい大きくなったねぇ!!」とみんな歓迎してくれて嬉しい!
しゅん、久々の大グループにすっかり固まりまくり。
あんなに会いたがっていたそらくんやなっちゃんを目の前にして、嬉しそうな顔はするものの、
「しゅん、はずかしいのよー」とママの足にしがみつく。
「あれれ?しゅんくん、お兄ちゃんになったら急に照れ屋さんになっちゃったねぇ〜」とみんなに笑われて、
しゅんなおさら顔を隠してママにしがみつきっぱなし。
ママ、しゅんの大好きなみなみちゃんを指差して「ほら、みなみちゃんいるよ。行かないの?」と言うと、
「いいのっ!ママッ!しゅんはハズカシイのよ〜」大慌て。
どーでもいいけど、アンタなんでそんなにハズカシイのよ。男の子の心理ってフシギ。
ママは2歳前のサル同然の頃の方が、よっぽど恥かしかったけど。(笑)

しゅん、みんながオモチャで遊んでいても、しばらくは中に入らずママのおひざでおやつタイム。
今までのしゅんなら、まっさきにオモチャを独占して暴れまくっていたのに。
「しゅんくん、ホントに落ちついちゃったねぇ。まるで別人みたいだよ。」とお友達もビックリ。
でも、警戒してるのは最初だけで、すぐに馴染んでジャングルジムとオモチャのところにすっ飛んでいった。

数ヶ月前は全く目が離せなかった集団行動も、今では本当に安心して見ていられる。
ジャングルジムの滑り台のてっぺんで、誰が一番先に滑るか押し合いのケンカをしたことなんか忘れてしまうくらい
今では上手に順番を譲ったり、譲られたりしながら仲良く滑る。
以前はあんなにオモチャを取り合ってケンカしていたれいくんにも、今日はちゃんと取り合いになったオモチャを
先に譲ってあげることが出来て、ママ大いに感動。

それに対して、女の子隊は今が一番難しい時期らしい。
今日もみなみちゃんとしほちゃんがトラブル。
時々口ゲンカから発展する様だが、今日はたまたまみなみちゃんがひっかいた拍子に、しほちゃんの目の上が
切れてしまい流血。
子供が8人も集まれば、多少のトラブルはあって当然だが、やはりケガ人が出るとママ達の間にも緊張が走る。
みなみちゃんママも恐縮しながら謝っていた。
でも、みなみちゃんは自分から「しほちゃん、ごめんね」と言ってて、ママびっくり!
しゅんなんて、最近は「ハズカシイから」とか言って、些細なことですら「ゴメンナサイ」を言えなくなってしまったというのに
この状況で一番ショックを受けているはずのみなみちゃんが、自分からしほちゃんに謝りに行くなんて、しゅんにはあり得ない。
ケガをしてしまったのは不運だったけど、子供達のしつけによって、トラブルの後味もずいぶんよいものになるから
ありがたいものだな〜
ウチは一番酷かった時には、まだしゅんはしゃべれなかったから、いつもママがひたすら謝りまくっていたもんね。

みなみちゃんママ「この前も同じようなことがあって気をつけていたんだけど、、、ホントにいつになったら
落ちついてくれるんだろうねぇ〜」と溜息。
ママ「私は2年間もかかったけど、その時期のお蔭で今はこんなに安心して見ていられるようになったから、
子供って確実に成長しているんだよねぇ〜」としみじみ。
本当にその通りだ。しゅんの2歳前後の日記を今読み返してみると、あまりの大変さがよみがえってきて
涙が出そうになる〜(笑)

今日は帰りにルンビニー園の先生にご挨拶に行きたかったので、みんなより少々早めに失礼。
しゅん、案の定「まだみんなと遊ぶ〜!」とゴネゴネしたが、ママが「みんなももう帰るのよ。しゅん、先に外に出て
みんなを待っていようね」とテキトーなことを言って説得すると「あっそう、みんなもう帰るのね。じゃあ、しゅんは先に行くね」
とあっさり納得して部屋を出てくれた。
ああ、本当にしゅんの素直さは多いに助かるところ。

帰りの車の中で、しゅん上機嫌。
「しゅん、今日はとーっても楽しかったのよ。明日もなっちゃんちに、みーーんなで行こうねっ!」
ふふふっ、そんなに毎日遊べるといいよね。(*^^*)でも明日はまたルンビニーなんだよね。
でも、しゅん、ニコニコしながら「今日は、れなちゃん、かわいかったのよ〜♪」
・・・おいっ!キミの一押しはみなみちゃんじゃなかったのか?!この浮気男〜!!(^^;

3/5

今日はママとしゅん出勤。

ママ、昨日ルンビニーに挨拶に行ったものの、担任の石川先生は早番で帰られた後で、園長先生にだけご挨拶してきたので
今日は連絡帳に石川先生宛てにお手紙を書いた。

仕事から帰って連絡帳を見ると、先生からお返事が書いてあった。
「園長先生から聞いてビックリしました。寂しいけれど、しゅんくんならきっとどこの保育園に行っても大丈夫です!」と
書いてあって、ママ思わずうるうる、、、
そんな風に言って頂けるように成長してくれたのは、本当にルンビニー園の先生方のお蔭です、、、
新しい保育園にも、こんなステキな先生がたくさんいてくれるといいな〜
昨日、園長先生のお話では、新しい保育園に、園長先生の教え子が勤務されることになったそう。
ママ、新しい先生にお会いするのが楽しみ!

しゅん、一昨日「ゴメンナサイ」の練習をした成果か、今日は素直に「ゴメンナサイ」が言えた。
でも、思い出した様に、「しゅん、さっきは、お茶ジャーってこぼしちゃって、ゴメンナサイネっ!」とか言ってくる。
しかも、謝った後に「しゅん、もうお兄ちゃんになったから、ゴメンナサイが出来たね〜」と自画自賛。
・・・ホントに分かってるんだかどうだか?!
でも、「ゴメンナサイ」=恥かしいコトではなく「お兄ちゃんのこと」という感覚を持ってくれるようになったのは
とてもいいことだ。

今日のしゅんは不可解。
突然ママの前にやって来て、セーターの中に手を突っ込み、ママのオッパイを触りながら「ママ、しゅんはエッチなの〜!」
とか言う。
「エッチ」なんて言葉、家では教えたことなんてないのに、きっと上のクラスのお兄ちゃんとかが言うんだろうな。
なーにが「エッチ」だよ。色気づいちゃって!
ほんの2年前までは、アンタこのオッパイをしゃぶりながら寝てたんだよ〜!(^^;

3/6

今日はママとしゅんお休み。

何も予定がなかったので、しゅんにはママのショッピングに付きあってもらった。
ママ、先日から研修の担当になったが、手持ちのスーツが冬用の一着しかなかったので (といっても、スーツ自体は
何着か持っているのだけど、もう全部サイズがユルユルになってしまったのと、さすがに10年近く前のは流行遅れなので)
この休みの間になんとか調達せねば!とちょっと焦り気味。
近所のショッピングセンターでは気に入ったものが見つからなかったので、しゅんを連れて町田までお出かけ。
デパートや専門店など、10店近く歩き回ったが、結局好みに合うスーツは見つからず断念!
それにしても、しゅん、文句タラタラながらも、よくゴネもせず最後までママの長い買い物に付き合ってくれて感謝!
お礼に東急の屋上のプレイルームでひと遊び。

しゅん、保育園入園前に自分のフルネームを言える様特訓中。
ママが「お名前は?」と言うと、「しゃーしゃ、ちゅんけ。」「ママのお名前は?」と言うと「しゃーしゃゆみこ」
うんうん、なかなか賢いぞ〜
ばーば、調子に乗って「ばーばのお名前は?」と聞くと、ちょっと考えて「しゃーしゃ、ちゅんけのばーばよっ!」
思わずみんなで爆笑!

(33ヶ月4週目)3/7

今日は一日雨。でもママとしゅん出勤日。
ママは雨に濡れずに通勤できるからいいけど、しゅんは一日お散歩にも行かれずに退屈だろうなぁ。。。

ママ、今日はいよいよ初めての研修講師デビュー!
初日は、50人近い人数を相手に2時間近く講義の予定。
別に、50人という人数に対しては緊張感もなかったが(学生時代、何百人の前でピアノを弾いていたのに比べたら。)
やはり、まだ研修内容が完全に自分の知識になっていないので、本当に入念に準備をしないと、ただテキストの
棒読みになってしまうし、何より時間配分がムズカシイ!
ママ、昨晩ほとんど寝ずの準備でフラフラ。
でも、その甲斐あって、初仕事は何とか時間内に必要なテーマを全て終了。ホッと一安心〜(*^^*)

しゅん、今日はルンビニーのせいじくんと仲良しだったそう。
ウチに帰って来てからもずっと「せいじくん、せいじくん」と言っていた。
しゅん、ブツブツと「なんでだろ〜なんでだろ〜」と言うので、何のことかと思ったら、何やら最近流行のコメディアンの
ギャグで「なんでだろう〜♪」と歌うのがあるらしく、それがルンビニー園で大ブームなんだそう。
今日は一日みんなでその歌の大合唱だったそう。
ママ、普段テレビをほとんど見ないので連絡帳を見るまで知らなかった。
しゅん、ルンビニーのお蔭で流行の最先端に乗れてよかったねぇ〜(笑)

3/8

しゅん、今朝もゴキゲンで「なんでだろう〜なんでだろう〜♪」と歌いながら走りまわっている。
完全にハマリ切っている感じ〜(^^;
ママ、昨日に引き続きしゅんに「お名前は?」と聞くと「しゃーしゃ、ゆみこの、ちゅんけ。」
・・・別にママの名前は聞かれてないでしょ?(^^;
「しゅんの名前だけでいいんだよ〜」と言っても、満面の笑顔で「 しゃーしゃ、ゆみこの、ちゅんけ。」
ばーばが「ばーばのお名前は?」と聞くと「しゃーしゃ、ゆみこの、ちゅんけの、ばーばなのっ !」・・・長いぞッ!(^^;

ママ、今日は一昨日に引き続いてまたもやスーツを見にショッピング。
以前ビブレで見つけたスーツが少々予算オーバーだったが、結局あちこち探しても見つからなかったので、
やっぱり妥協して買うことにした。
ママが試着している最中、しゅん「もう、しゅん、ばーばのおうちに帰りたくなっちゃったなぁ〜」とブツブツ。
「もうちょっとで終わりだよ〜ママ、このお洋服レジに持っていて『くださいな』したら、お買い物終わりだから待っててね」
と言うと、しゅん「ママ、今日は『くださいな』するのね〜。」と納得した顔。
ああ、そうか、このところウインドウショッピングに付き合わせてばかりだったもんね。
しゅん、今日はママが本当に買うのだと言う事が分かった途端、急におとなしく、素直に付いてきた。
ママ、スーツをレジに持っていってお会計をすると、レジの店員さんふたり、今までの一部始終を見ていたらしく
「ボク、ママのお買い物をちゃんとイイコで待っていられたんだね〜エライねぇ〜」とベタ褒め。
しゅん「エライね〜」の言葉に反応して、鼻を5mmくらい高くしながら満面の笑顔。(*^^*)
もちろん、ママのスーツの入った紙袋を、「しゅんが持つ〜!」と言って聞かなかった。(^^;

午後、駅前の役所と併設の休日診療所で、新しい保育園の説明会があるので、今日は久々にしゅんと一緒にお外ランチ。
駅前のビルの中のオムレツ専門店で、しゅんもママも大好きなオムライスを注文。
しゅんと外食するのは久々なので、どんな風になるかな〜とママ興味深々だったが、しゅん、イスに座るなり
周りのお客さんの様子をキョロキョロ観察。自分も一丁前にすまして席にじっと座っていた。
先にしゅんの食器が運ばれてきても、ベタベタ触ったり、叩いたりすることもなく、じっと手はおひざ。
ミネラルウォーターの入ったデキャンタが運ばれてくると、小声でママに「このお水、しゅんが入れてもいいの?」
ママ「うん、しゅんが入れてもいいよ。でも、これは大きくて重いから、ママも一緒にやっていい?」
しゅん、素直に了承。ふたり仲良くお水を注いでカンパーイ!

はす向かいの席で、しゅんと同じ位の年頃の男の子が、イスに寝転がってワーワー泣いていた。
それを見たしゅん大声で「あれー?誰かエーンエーンって泣いてるねぇ。おかしいねぇ。泣くのは赤ちゃんだよねぇ。」
・・・こらこらっ!!ママ焦りまくり。
確かにしゅんが泣いてる時に、ママは同じ言葉をよく言う。
でも、それは我が子に対してかける励ましの言葉のような意味で、それをしゅんがマネして他の子供に言ってしまう
とは想定もしてなかった。
もううっかりしたことは言えないなぁ。。。反省反省!

13:00〜新しい保育園の説明会。
担当者との個人面談で、今後のスケジュールの説明を受ける。
「初日は入園の手続きと懇親会があるので、出来ればお母様だけで2時間ほど登園してください。
2日目は「慣らし保育」なので、お子さんだけで1時間登園してください。
3日目は3時間、4日目は3時間半、翌週の5日目はお昼寝後まで、6日目はおやつの時間までで
お迎えに来てください。」
・・・はぁ〜〜!?それってママのお仕事はどうしろっていうのさっ?

ママ担当者に相談。「すみませんが4月から正式に社員となる予定なので、初日から6日間も休んだり早退する
訳にはいかないんです。今まで近所の保育室で集団生活には慣れていますので、もう少し慣らし保育を短縮
してもらうわけにはいかないでしょうか。 」
担当の女性。「園の決まりですので。なんとかスケジュール通りに出来ませんか?祖父母と同居ですよね?」
同居と言ったって、6日間も、毎日1〜2時間でお迎えに行って、その後1日面倒を見てくれなんて
そんなワガママ、とても頼めない。
ママ途方にくれて「他のお仕事を持っていらっしゃるお母様も、皆さんそのスケジュールでやっていらっしゃるんですか?」
と聞くと、担当の人「皆様、お母様とお父様で分担しあって交代でやって頂きます。」とあっさり。
ちゃんと通信欄に「母子家庭」って書いてるのに「お父様と協力して」という言葉には、ママ思わずムッ!
終いには「お母様、ご自分のお仕事も大事でしょうけど、何より大切なのはお子様でしょ。」と言われ、
ママますます怒りが込み上げてしまった。

しゅんが一番大事。そんなコトここであなたに言われなくたって充分に分かっています。
だからこそ、後ろ髪引かれる思いで職を決め、そこで認められてようやく社員として迎えてもらえることになって、
ママ、ようやく自分としゅんの将来を自力で守っていける「道標」を掴んだのだ。
これからが勝負。ちょっと大袈裟だけど「命懸け」と言っても過言ではない、それくらいの意気込みでしゅんの人生を
守っていく覚悟はある。
その、新しい道のスタートを無事に切るために最善を尽くそうとすることが、「子供より仕事優先な非情な母」みたいな
捕らえられ方をされてしまうことが、本当に悲しくてショックだった。

ママの顔色を見て察したらしく、担当者が上の人と代わった。
上の人は、最初、ひととおり園のシステムを説明した後、「でも、皆様それぞれご事情によって、その限りでは
ありませんので、何とかご協力します」と言って、相談に乗ってくれた。
とりあえず、初日の説明会&懇親会は、会社を休んでしゅんと同伴で参加する旨了承。
2日目の慣らし保育(1時間)はじーじに依頼。
3日目と4日目は何とか夕方までの保育に延長してもらい、5日目から通常保育でお願いした。
これならママのお休みは一日だけで済む。ママホッと安心。担当者の配慮に感謝!
といっても、配属の初日に休暇、というのも何とも心苦しいが、これ以上のゼイタクは止むを得ないだろう。

無事に話もついて、その後普段の生活についての問診。
「オムツはもう取れていますか?」「ハイ。」「普段は何を履いてますか?」「パンツです。」
「寝る時は何を履きますか?」「パンツです。」「・・・夜、寝る時は何を?」
・・・だからパンツだってば!しつこいな〜と思いながら「夜もパンツです。」と答えると、「夜もパンツなんですか?
オネショはしないんですか?」と驚いた顔。
「はい、なぜか最初からオネショをしなかったんです。」と答えると「それは優秀ですね〜」とニコニコ。
あ、そうか、ママはしゅん以外の子供を知らなかったけど、普通はオムツが外れても、4歳くらいまでは
夜寝る時は「オネショパンツ」みたいのを履かせるケースが多いんだろうな。
そうか、ママはずいぶん楽をさせてもらってるんだな〜とあらためてつくづく。

次に、2階で延長保育の申請。
じーじが迎えに行ってくれる時には頼めるので、基本的には延長保育は不要なのだが、1月のうちに1度でも延長をする
可能性があるのなら、あらかじめ届けをしておかないと受けてもらえない、とのことなので、仕方なく手続き。
何だか融通が利かないなぁ。。。延長保育料2500円/月 也。一応「保険」として申請。

申請の順番待ちで控え室に通された。
そこには、絵本やらミニカーやらのオモチャがたくさん。
そこで、しゅんよりちょっと小さい男の子が遊んでいた。
しゅん、男の子を見るとニコニコ近寄っていって、一緒に仲良く遊び始めた。

「いくつですか?」と聞くと「今、2歳です。」「じゃあ、きっと同じクラスですね。よろしくお願いします。」とご挨拶。
男の子は、りんくんという目のクリッとしたカワイイ子だった。
りんくん、ヨロシクね〜

何やかんやで保育園の手続きは無事に終了。
帰りに、しゅんを連れてルンビニー園の石川先生のところにご挨拶。
石川先生「しゅんくんがいなくなっちゃうと思うと本当にサミシイんです。いつもみんなに絵本を読み始めると、
決まってなぜかしゅんくんが私のひざに座って、、、ここがいつもしゅんくんの定位置だったんですよ。」
・・・アンタ、結構うまいことやってたんだね〜(^^;ママ目がテン。
「それにしても、しゅんくんは本当に一番手がかからないお子さんなんですよ。お着替えもトイレも、全く補助なしで
出来るのは、本当にしゅんくんくらいなんですよ。女の子は時々おませさんがいるけど、男の子でこんなにしっかり
してるのは本当に珍しいですよ。」
こんなに褒められて、ママなんだか赤面、、、
入園当初は「お友達を叩く」とか「みんなと同じ行動が出来ない」とか、心配事の方が多かったのに、、、
本当に成長しましたよね〜、、、と先生とふたりでつくづく。
先生「しゅんくんなら、きっと新しい保育園に行っても大丈夫!ちゃんとやって行けますよ」とニコニコ。
先生に「太鼓判」を押してもらえて、ママ本当に安心した。

ママと先生の様子を見て、しゅん、恐らく何かを察したのだろうか。
大好きな石川先生と、目を合わせようとしなかった。
そして、夜、寝しなに、何かを思い出したような表情をしながら、涙をポロポロ流してわんわん号泣。
1時間も泣き続けてようやく眠りについた。
きっと、大好きなルンビニーとの辛い別れ、そして新しい試練の予感を感じたんだろうね。
ママ、しゅんの泣き疲れた寝顔を見て、胸が痛んだ。。。
しゅんならきっと大丈夫。先生の言葉を信じよう。

3/9

昨日の日記はたくさん書いたので、今日は省略。(^^;

今日は、新しい保育園で使う布団カバーの生地を買いに手芸屋まで出かけた。
しゅんとママの好みの柄が一致。明るいグリーンの地に赤い車やパトカーなどの絵が描いてある柄に決定。
今までのクマちゃん柄よりだいぶお兄ちゃんっぽいネ。
掛け布団カバー&敷布団カバーを洗い代え用2枚ずつ計4枚。生地にして10mを買いこんだ。
持っているだけで重〜〜い!!
ウチはミシンあるからいいけど、ないお宅は大変だろうなぁ〜

入園準備は4/1までで間に合うのだが、ママ、この先担当業務もどんどん忙しくなりそうだし、4月の頭には
資格試験の受験も決まっているので、とてもじゃないけど入園グッズを準備しているヒマはない。
買って帰った生地を早速広げて裁断。とりあえず敷きカバー2枚一気に完成。
とりあえず今日は、明後日の担当の研修の準備が最優先。残りはまた週末に頑張ろう!

3/10

今日はママとしゅん出勤の日。
明日はいよいよ研修のデビューということで、今日は一日先輩達の講義を聞いて勉強三昧。
は〜それはそれで体力が要るなぁ。

夜、いつもより少し遅くママ帰宅。
しゅんは夕食を済ませて遊んでいるところだった。
今日はすごい食欲で、鬼の様に夕食を平らげ、さらに欲しがってばーばに止められるほどだったそう。
うーん、頼もしい!

ママ、疲れて部屋で大の字になって伸びきっていると、しゅんが寄ってきて「ママ〜疲れちゃったのね。しゅんがトントンして
あげるね〜」と言いながら、横になっているママの肩口をトントンしてくれた。
しばらくすると、「あっ、そうだ〜」と言いながらトコトコ。
自分の童謡のテープを聞くレコーダーを持って戻って来て、それをママの耳元に置いてスイッチオン。
「ママ、テープかけてあげるね〜」と言いながら、音楽に合わせてまたトントン。
は〜〜いい気持ち!ママすっかり疲れが取れてしまったよ。(*^^*)


今日、しゅんのルンビニー園の連絡帳を見ると、「同じクラスのりんくんが、4月からしゅんくんと同じ保育園に
通うことになりました。」と書いてあった。
あれ?りんくんって・・・確か保育園の説明会の日に、控え室で仲良く遊んだ男の子がりんくんっていう名前だったけど。
あのふたり、妙に息投合して仲良く遊んでいたと思ったら、なーんだもともとクラスメートだったんだ。
知り合いなら知り合いって、早く言ってよ〜水臭いなぁ!(笑)

明日の担当研修は、初日にして2時間。
講義の内容をビッシリとノートに書きこんだが、どれだけ準備してもなかなか納得いかず、結局朝になるまで
ほとんど寝ずの準備になってしまった。

3/11

ママ、今日は初めて自分の担当の研修デビュー!

結局朝までかかってノートをまとめたものの、やっぱり本番はドキドキ!
学生時代、何百人の前でピアノの演奏をした経験を思えば、50人という人数は特に問題ではなかったが、
やはり、自分で習ったことと、それを他人に教えるということは天地の差ほど違うもので、まだ業務内容が
カンペキに自分のものになっていない今の時期では、本当にノートを肌身離さず、余談をする余裕もなく、といった感じ。
何より難しいのが「時間配分」で、2時間のわくの中で、どのテーマにどの程度の時間を費やしたらいいのか、
まるで掴めない。
もし時間が足りなくなって教え損ねたことがあったら大変!と焦る余り、結局15分も早く終わってしまった。(笑)
でも、必要な単元は全て無事にこなせたのは、とりあえず初回にしては満足!
次回は、もっと余裕を持った研修が出来るといいな。

家に帰ってルンビニー園の連絡帳を見ると、今日は「あぶくたった」をしてみんなで遊んだそう。
ママ、しゅんに「今日あぶくたったしたの〜?ママと一緒にやろうよ〜」と言いながら「あーぶくたった♪」と歌い出すと、
しゅん、満面の笑顔で「ママも知ってるのね〜!明日は一緒にルンビニでやろうねっ!」と大喜び。
一緒になって部屋の中で手をつないで回り、しゅん、あまりにはしゃぎすぎて転倒、思いきり頭をぶつけ号泣。
今日一日の疲れも出たのか、散々泣き続け結局そのまま撃沈した。
頬に涙の筋をつけながら寝息を立てる寝顔が、何ともいえずカワイイ〜(*^^*)
ママも一緒に沿い寝をしていたかったけど、今夜も明日の研修の準備があるので叶わず。
そして、その後夜中までお勉強三昧。

3/12

ママ、今日もあまり寝ないまま出勤。

しゅん、今日は朝からゴネゴネ。どうしてもズボンを着替えないと言って聞かない。
ママ、諦めて自分の支度をしていると、どうやらばーばに言いくるめられたらしく、ふと見るとちゃんとジーパンに着替えていた。
ママ、「しゅん、ちゃんとお着替えできてエライねぇ〜どうして履き替えたの?」と聞いたら、「あのねっ、ばーばがねっ、
うるさい声で言うのよ〜ダメダメって。」
ママ、これにはお腹を抱えて大爆笑!
当人のばーば「失礼ねっ!ウルサイ声でダメダメなんて言ってないでしょ?『しゅんはお兄ちゃんだから
お着替え上手に出来るね〜エライね〜』って言っただけでしょ〜!」とプンプン。
・・・何だか妙に両者話が食い違っているなぁ〜(^^;

ママ、連日の寝不足がたたって夕方には足元がフラフラ〜で帰宅。
でも、帰宅するや否や、しゅん、「待ってました!」と満面の笑顔で「ママ〜あぶくたったやろう〜!」と手をつないで
「あーぶくたったー 煮え立ったー♪」 とグルグル。
ママ、寝てない体ででグルグル周って頭クラクラ〜
かなりヤバイ状態。よしっ、とりあえず今夜こそは寝るぞっ!

3/13

今日は、ママ出勤なので、しゅんはルンビニー園に登園の予定だったが、じーじとばーばがママの叔母の家に行くので
一緒に連れていってもらえることになった。
「しゅん、ママいなくても大丈夫?」と聞くと、「うん、今日は、じーじと、ばーばと、3人で行くから、ママいなくても大丈夫よっ!」
おお〜心強い返事!ママ安心して会社へ。

ママ、今日は大残業。今までになく遅くなってしまったにも関わらず、帰宅するとしゅん、ゴキゲンでママごと遊びをしながら
ママを迎えてくれた。
「今日はイイコに出来た?」と聞くと、ばーば「今日一日すごいイイコだったのよ〜ブロックで遊んでいるところを帰ろうとしたら
最初は嫌がってゴネたんだけど、『このブロックここに置いていけば、またこの次来た時に遊べるよ』っていったら、
『しゅん、またこの次来たらブロックで遊ぶね〜』って言いながら、自分でブロックを箱の中にしまって、

階段を登って2階に返しに行ったのよ〜」
ほぉ〜そりゃスゴイ!お兄ちゃんだったねぇ!!
ママに褒められてしゅん満面の笑顔で「しゅん、おにーちゃんだったのよぉ!」と鼻高々。
叔母さん達にも「しゅんくんは2歳とは思えないくらい、聞き分けがよくてスゴイ!」と褒められたそう。
確かにしゅんは、割りきっているよなぁ。。。

今日はもうひとつ新しい遊び。
叔母さんのお家にあった仏壇の鐘を鳴らして、手を合わせて祈る動作がマイブームになって帰って来た。
ひとりでずっと静かに祈っていたんだそう。
そういえばしゅん、ひいおばあちゃんが亡くなった時、夜中に突然起きて教えてくれたんだよね。フシギな出来事だったっけ。
何か通じるものがあるのかもしれないね。

 

 

 

 

 

HOMEへ戻る     満34ヶ月へ